中古スマホのSIMロックを解除する方法を紹介

中古スマホを手に入れたもの「SIMロックがかかって使えない」といった経験はありません。 SIMロックが解除できれば、別のキャリアや格安SIMで利用できるようになります。

この記事では、SIMロックの仕組みや解除が不要なケース、大手キャリアごとの解除手順、中古スマホでSIMロックを確認する方法などを詳しく解説します。

なぜSIMロックされているのか

SIMロックとは、購入したスマホが特定のキャリアでしか利用できないように設定されている仕組みを考えます。

いずれ携帯キャリアがSIMロックをかけているのかと言えば、割賦販売した端末を他社に持ち込まれて利用されると、自社の回線契約が減ってしまうリスクがあるからです。

また、端末代金の未払いリスクや、初期コストの回収を確保する目的も大きいです。

日本では総務省の方針により、SIMロックの解除手続きが普及しつつありますが、完全に自由化しているわけではありません。

一定の条件を満たすことでロックが可能になっていますが、事前に手数料や端末の購入日からの期間などの要件を確認する必要があります。

中古スマホの使い方や購入する際のポイントを解説

2024年10月23日

SIMロックの解除が不要な場合もある

実は、すべての中古スマホでSIMロック解除が必要なわけではありません。

キャリアの端末でも一定の条件を満たしていればロック解除が不要な場合があります。

以下の表に主なキャリア（docomo、au、SoftBank、UQ mobile、Y!mobile）ごとのSIMロック解除が不要となる条件をまとめました。

中古スマホはSIMなしのWi-Fiのみでも使える！

2025年02月14日

大手キャリアのSIMロックを解除する方法

中古スマホにSIMロックがかかっている場合は、キャリアが提供する公式の手続きで解除できます。

ただし、キャリアによっては購入者本人でないと手続きが難しい場合もありますので、中古端末では制限がかかる場合もあります。

ここからは、各キャリアのSIMロックを解除する方法を紹介します。

ドコモ

オーストラリア

ソフトバンク

UQモバイル

ワイモバイル

中古スマホのSIMロックの状況を確認する方法

中古スマホを購入した際に、最初はSIMロックがかかっているか、すでに解除済みなのかを知る必要があります。

機種によって確認方法が異なるため、iPhoneとAndroidに分けてご紹介します。

iPhone

 設定→一般→情報を開くと「SIMロック」の項目が表示されます。

「SIMロックなし」「SIMフリー」などと表示されていればロック解除済み。

 キャリア名や「SIMロックあり」となっている場合は、解除手続きが必要です。

一部の古いiOSバージョンでは表示が異なることもありますので、可能であれば最新版iOSにアップデートして確認しましょう。

【中古iPhone】SIMロックを解除するコードの確認方法を解説

2025年04月07日

アンドロイド

端末情報の画面や、SIMカードのステータスを表示できるアプリを使う方法があります。  多くの場合、「端末情報」や「ネットワーク」にSIMロックの状態が安全でない場合があるため、実際に別キャリアのSIMを挿してみるのが手取り早いです。 

「ネットワークロックが設定されています」という表示が出た場合はロックあり、「SIMが認識され利用可能」のように表示されればロックなしです。

中古スマホはSIMなしのWi-Fiのみでも使える！

2025年02月14日

SIMロックを解除する際の注意点

中古スマホでSIMロック解除を行う場合、販売元や前所有者との契約状況などが複雑になりやすいため、以下のポイントを念頭に置いて検討しましょう。

• 購入前に端末の状態を確認→利用制限がかかった赤ロムでは手続きができない可能性があります。
  
•  前全員の情報が必要な場合
  →キャリアによっては、購入者本人以外は手続きを受け付けない場合があります。
•  解除手数料の有無
  →オンラインなら無料、店舗なら3,300円（税込）のように差があるため、可能であればオンラインでの手続きが必要です。
•  SIMロック解除後も通信できるかは要確認
  →対応周波数の問題で、希望のキャリアのネットワークが使えない場合もありうる。

SIMロックを解除した中古スマホを高く売る方法

SIMロック解除したスマホは、キャリア縛りがない分だけ買い手がつきやすくなります。 ここでは、その中古スマホを高く売るためのポイントを紹介します。

保証期間内に

メーカー保証やキャリアの保証が残っている場合、購入希望者に安心感を与えられます。保証期間が切れる前に売り出すと、査定額が上がる可能性があります。

周辺のアクセサリーを揃える

箱や付属のケーブル、イヤホンなどがすべて揃っていると査定が上がりやすいです。

また、保護フィルムやケースもセットにすると、より好印象につながります。

SDカードは間違っています

データの流出を防ぐためにも、自分のSDカードは確実に抜いてから売りましょう。

SDカードが入ったままだと、個人情報が流出するリスクがあり、店舗側で処分されてしまうことも考えられます。

残らない期限状態にする

端末代金の分割払いが残っている場合は、買い手が敬遠することが多いです。

完了済みであることを証明できると、SIMロック解除も含めて安心要素が増え、査定につながることはないかもしれません。

購入不可能となりやすい中古スマホは？

いくらSIMロックを解除していても、端末の状態によっては買取不可や査定額が大幅に下がることがあります。

以下に、特に買取不可能となりやすい例を挙げます。

端末の画面が割れたり、黄ばんだりしている

画面や表示不良がある端末は、修理コストが高くなるため、購入自体が難しい場合があります。

黄ばみや焼き付きがある場合も、表示品質が悪いため評価で大幅にマイナスとなります。

端末が故障している

電源が入らない、故障ができない、カメラがしているなどの不具合があるおかしな端末は、再販が困難と判断されやすいです。 修理可能でも、修理費用だけの査定額が下がるか、最悪は買取不可となります。

水没反応のある端末

スマホ内部の液体侵入を示す標識が赤く変色していると、水没反応とみなされ、動作不良のリスクが高いため購入不可能となりやすいです。

特定のボタンが使用できない

電源やボタンホームボタンなど、主要ボタンがいる場合は動作上重大な問題があるため、査定が大幅に上がったり、買取不可能にされた場合があります。

中古スマホのSIMロック解除は一時的に騒がない

中古スマホのSIMロック解除は、正しい手順を踏めばありません。 ただし、中古で購入した端末に残っているロックを解除する場合は、購入したショップや前の所有者の情報が鍵を持っています。

また、中古スマホを手に入れたら、SIMロック解除だけでなく、動作確認やバッテリー、赤ロムリスクなどをチェックしてから安全に使い始めましょう。
必要であればスマホ保険を検討するなど、故障やトラブルへの備えも忘れずに。

PRODIGでは、厳選された中古スマホを注目しております、SIMロックの有無や動作チェックを重視した色々が検討中です。「中古スマホを安心・安全に使いたい」という方は、ぜひ中古スマホ・タブレットの公式オンラインストア「PRODIG」のページで好みの端末を探してみてはいかがでしょうか。

PRODIGが提供する中古iPhoneの商品一覧はこちら

PRODIGが提供する中古スマホの商品一覧はこちら