中古スマホの使い方や購入する際のポイントを解説

中古スマホの使い方や購入する際のポイントを解説

これからスマホを購入したいと考えている方に向けて、中古スマホの使い方について解説する記事です。

 

安さが魅力の中古スマホですが、「使い方がわからない」とお困りの方は非常に多いものです。

どのように使うべきか、購入後の本体の設定はどうすれば良いのか、購入時の注意点がわからないなど。

 

そこで今回の記事では、中古スマホのおすすめの使い方や設定手順、購入の際に注意するべきポイントをまとめて解説します。

参考にしていただければ、初めて中古スマホを購入する方でも不安なく端末を使い始められるはずです。

 

 

中古スマホのおすすめの使い方

中古スマホは使い方さえ知れば、さらに幅広く利用できる価値があるものです。

それではどのような使い方ができるのでしょうか?

 

中古スマホのおすすめの使い方について4パターンご紹介します。  

 

 

使い方1:サブ・2台目用として使う

 

まずはサブ端末や2台目の端末として使う方法です。

次のような使い方が考えられるでしょう。

 

【サブ端末・2台目としての使い方】

  • ゲーム専用端末として使う
  • ゲームのサブアカウント用として使う
  • 特定のアプリ専用機として使う
  • iPod touchの代わりとして使う
  • 動画再生専用機として使う
  • ペットカメラとして見守り用にする
  • ドライブレコーダーとして活用する

 

ゲームや音楽再生、動画再生は比較的バッテリーやメモリを必要とします。

そのため新しいスマホではなく、中古スマホに役割を任せると、新たに購入したスマホのバッテリー寿命が延びるかもしれません。

 

その他、ペットカメラとして自宅に設置したり、ドライブレコーダーとして車載用にしたりなどの使い方も考えられます。

中古のスマホとは言えさまざまな使い方が考えられるので、活用できるシーンがあれば非常に便利に使えるでしょう。  

 

 

使い方2:Wi-Fiルーターとして使う

 

Wi-Fiルーターとして使う方法もあります。

SIMを挿しておけば、外出先でもWi-Fiルーターとして利用可能です。

 

自宅でも新しいスマホで通信制限がかかりそうなときに使えるでしょう。

2台分の通信容量が確保できていれば、単純に今までの2倍の量の通信ができることになります。

 

特に外出する機会の多い方や固定回線を引いていない方であれば、活用のしがいがあるのではないでしょうか。 

 

 

使い方3:格安SIMで利用する

 

中古スマホをメインとして使用する場合、格安SIMを利用すればさらにリーズナブルに通信ができます。

スマホを中古で購入すれば、新品に比べてかなり安価に入手できるでしょう。

 

さらに格安SIMは、大手携帯キャリアよりもプラン料金が抑えられています。

ダブルで使用することにより、新品スマホでキャリア回線を使用するのに比べると通信費が大幅に抑えられるはずです。

 

コストをかけないことを重視するなら、「中古スマホ+格安SIM」の組み合わせを検討してみてください。  

 

 

使い方4:通信はWi-Fi接続時に使う

 

中古のスマホにSIMカードが挿入されていなくても、Wi-Fiがあればインターネット通信用として使えます。

 

たとえば自宅にいるときは家のWi-Fiを使って、中古スマホで通信をする。

外出先ではキャリアの通信サービスを利用して通信を行う、と使い分けることができます。

 

Wi-Fiに接続できる状態であれば、ゲームや動画再生、音楽再生、電子書籍の閲覧なども可能です。

電話がかけられない状態の中古スマホでも、活用方法によっては十分に利用できる端末だと言えるでしょう。

 

 

中古スマホを購入する際に確認したいポイント

 

 

中古スマホにはさまざまな使い方がありますが、購入の際には注意したいポイントが4つあります。

新品の端末に比べて購入にコツがいるのが中古スマホ。

 

次の4つのポイントを抑えて、失敗しない端末選びをしましょう。  

 

 

ポイント①状態の確認

中古のスマホを購入するなら、まずは本体の状態を確認しなければなりません。

本体はほとんどの場合、次のようにSランクからJランクまでとランク付けされています。

 

【中古スマホのランク】

  • Sランク:未使用品・未開封品
  • Aランク:ほとんど使用感のない美品
  • Bランク:目立つ傷がないが劣化が見られる中程度品
  • Cランク:傷やヒビが見られる使用済み品
  • Jランク:ジャンク品

 

ほとんどの販売店では、端末の状態を示すために上記のようなランク付けがされています。

Jランクはジャンク品であり、そのままの使用は難しい商品です。

 

基準はほぼ同じですので、中古スマホを購入する際にはランクをチェックしましょう。  

 

 

ポイント②SIMカード

 

どの種類のSIMカードが使われているかも、購入前に確認しておきたいところです。

SIMカードには標準SIM、microSIM、nanoSIMの3つのサイズがあります。

 

どのSIMカードに対応しているかは機種により違うため、適切なサイズの機種を選ばなければなりません。

もしSIMカードのサイズが違う機種を購入したとしても、アイテムを利用すればサイズを変更できます。

 

しかし必ずうまくセットできるわけではありません。

やはりSIMカードのサイズに合った機種を購入するのが最善ですので、事前に確認しましょう。  

 

関連記事:simフリー・中古iPhoneの購入時に注意すべき5つのポイントとは?

 

 

ポイント③発売時期

 

中古スマホを購入する際に盲点となりがちなのが発売時期です。

 

発売時期が新しい端末の方が、OSのバージョンアップに長く対応します。

古い端末では、バージョンアップとともにセキュリティプログラムの提供も終了し、セキュリティレベルが低下する恐れがあるためです。

 

中古で購入するのであれば、できるだけ発売時期が最近である端末の方が良いでしょう。

短期間のみ使用された新しい端末であれば、OSのバージョンアップにも対応しており、外観も美しいのではないでしょうか。  

 

 

ポイント④保証の期間や有無

 

最後に確認しておきたいのは、保証が付いているかどうか、付いている場合の期間です。

新品であればメーカー保証がついてきますが、中古品の場合、メーカー保証が終了している可能性が高くなります。

 

もちろんメーカー保証がついているものの方が安心できるでしょう。

しかし販売店によっては、独自の保証制度を設けており、初期不良に対応してもらえることもあります。

 

販売店による保証制度の内容は、店舗によって異なります。

おおむね1週間から1か月程度ですが、購入前に確認しておくと安心です。

 

保証の期間や有無は、もしもの際に役立つためできる限り充実した内容の販売店で購入することをおすすめします。

 

 

中古スマホを購入したあとの設定手順

 

良い状態の中古スマホを購入できたとしたら、使用する前に設定を行わなければなりません。

キャリアでスマホを購入していた方は、設定手順を知らない場合もあるでしょう。

 

中古スマホをスムーズに使えるように、設定手順も確認しておきましょう。

 

 

手順①SIMカードを入れる

 

購入した製品の電源を入れる前に、まずはSIMカードを挿入しましょう。

SIMカードは本体の側面側にトレイがあることが多いものの、機種により異なります。

 

説明書があれば説明書を見て、説明書がない場合は、インターネットで機種ごとのSIMカードの挿入方法を確認しましょう。

トレイが見つかったら、正しい方向でSIMカードを挿入します。

 

 

手順②電源を入れて、スマホを初期化する

 

SIMカードを挿入したら、電源を入れてスマホを初期化します。

電源を入れた際に初期設定の画面が表示されないなら、以前の持ち主が初期化せずに売却したと考えられます。

 

初期設定画面が表示されていたとしても、念のため、ご自身で初期化を行っておいたほうが安全です。

Android、iPhoneともに設定画面から初期化が行えます。

 

悪質なアプリケーションがインストールされている可能性もあるため、初期化を行ってから設定を開始することをおすすめします。  

 

 

手順③初期設定を行う

 

初期化が終わったら、スマホの初期設定を行ってください。

 

Androidの場合はGoogleアカウントとパスワード、iPhoneの場合はAppleIDとパスワードを準備したうえで行います。

また自宅でWi-Fiに接続するなら、Wi-Fiの設定も必要です。

 

パスコードの設定、指紋認証、顔認証など、セキュリティ関連の設定も終わったら次の手順に進めます。  

 

 

手順③APN設定を行う

 

中古スマホ設定で最後に行うのは、APN設定です。

 

APN設定とはSIMカードで通信を行うための設定のことを指します。

iPhoneであれば設定画面から「APN構成プロファイル」をダウンロード&インストールしてください。

 

Androidの場合は携帯キャリアの公式サイトにて設定方法が公開されています。

キャリアによって設定方法が異なる場合があるため、案内に従ってダウンロードと設定を行ってください。

 

 

中古スマホを購入する際の注意点

 

 

中古スマホの使い方や設定方法について解説してきました。

しかし実際に購入しようとする段階で、どのように端末を選べば良いのかわからない方もいらっしゃるはずです。

 

そこで中古スマホを購入する際の注意点について6つの観点からご紹介します。

端末の買い方で迷ったら、次のポイントを意識しながら安全性の高い端末を選んでください。  

 

関連記事:simフリー・中古iPhoneの購入時に注意すべき5つのポイントとは?

 

 

注意点1:赤ロムに注意する

 

まず注意すべきなのは、「赤ロム」ではないことです。

赤ロムとはキャリアによって、通信制限がかけられている端末のことを指します。

 

端末代金や利用料金が滞納されていたり、盗品であることが発覚したりした端末に対して取られる措置です。

赤ロムの端末を購入してしまうと、SIMカードを挿入しても通信・通話ができません。

 

通信制限がかけられているかどうかは、各キャリアの公式サイトにてIMEI番号を入力すれば確認できます。

購入前に、赤ロム端末でないことを確認することが必須です。

 

 

注意点2:メーカーの保証期間が切れている可能性がある

 

続いての注意点は、メーカーの保証期間が切れている可能性があることです。

メーカー保証はほとんどの場合、1年間となっています。

 

そのため中古スマホの場合、メーカー保証がないことがほとんどです。

切れてしまった保証はどうにもなりませんが、販売店の保証がつけば初期不良への対応は期待できます。

 

ただし、メーカー保証を受けられないことが多いため注意が必要です。  

 

 

注意点3:iPhoneの場合、アクティベーションロックがかかっていないか注意する

 

中古のiPhoneを購入する際には、アクティベーションロックがかかっていないか確認してください。

アクティベーションロックがかかっている場合、前の所有者のIDやパスワードを入力しなければ使えません。

 

つまり、情報を入力できなければ、購入しても使用できません。

ロックがかかっているかどうかは、パスワード入力が必要な画面を表示させればわかります。

 

「パスワードを入力」の画面が表示されたなら、アクティベーションロックがかかっていると考えられるでしょう。

表示されなければロックされていないため、購入しても問題ありません。  

 

 

注意点4:不正アプリがインストールされている可能性がある

 

どのような使い方をする場合でも、不正アプリがインストールされている可能性がある点に留意しましょう。

不正アプリとは位置情報や入力された個人情報を送信したりするためのものです。

 

バックグラウンドにて作動し、第三者へと情報を送信します。

信頼できる販売店で購入したものであれば、不正アプリが入っていないクリーンな状態となっているはずです。

 

また、初期化を行うことで不正アプリも削除されます。

念には念を入れて、購入後は必ず初期化を行ってください。

 

 

注意点5:中古スマホが改造されているリスクがある

 

改造されているリスクがあることも注意点のひとつです。

スマホのハードウェアやソフトウェアが改造されている場合、セキュリティリスクが高まります。

 

また、たとえメーカー保証期間が残っていたとしても、改造された端末であれば保証サービスは受けられません。

改造されたスマホには、以上のようなリスクがあります。

 

しかし、外見だけでは改造されているかどうかは判断できません。

唯一の防衛策となるのは、交換や返品に対応してもらえる販売店で購入することでしょう。  

 

 

注意点6:中古スマホの販売元と格安SIMの回線キャリアを確認する

 

最後に、中古スマホの販売元と格安SIMの回線キャリアを確認することが重要です。

もし中古スマホと格安SIMを組み合わせるのであれば、回線キャリアをあわせなければならないためです。

 

たとえばdocomoの中古スマホであれば、格安SIMの回線キャリアもdocomoにしたほうが快適に使えます。

購入の際には、どの端末でも良いわけではなく、販売元と回線キャリアの相性を確認することが大切です。

 

 

中古スマホはどれくらいの期間使用できる?

 

中古スマホが使用できる期間は、使い方により変わります。

頻繁に充電すると、バッテリーの寿命が早く訪れることがあります。

 

バッテリーの寿命を迎える前に、本体に不具合が生じる場合もあります。

一般的には次のように寿命を算出します。

 

4年 - (中古スマホを購入した時期 - スマホが発売された時期)

 

たとえば、2023年1月に発売されたスマホを2024年1月に中古で購入した場合、使用できる期間はおよそ3年となります。

 

しかし次のような要因によって寿命が左右されることもあります。

 

充電  充放電を繰り返すたびにバッテリーが劣化する 
破損  端末の外装や画面が破損して使えなくなる 
水没  防水機能のない端末を水に沈めてしまう 
本体の劣化  内部の部品などが劣化して不具合や故障が起きる 

 

中古スマホの寿命を決める要因は、主に上記の4つです。

 

バッテリーは充電するたびに劣化するため、これは避けられない劣化と言えるでしょう。

内部部品の劣化も、年数が経てばどうしても起こりやすくなるものです。

 

しかし破損や水没は、所有者が注意することで防げます。

中古スマホを長く使用するなら、寿命を縮める要因を知って、適切に対策していくことが必要です。

 

 

中古スマホの使い方はアイデア次第でさまざま

 

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただくことで、中古スマホの使い方がご理解いただけたと思います。

 

中古スマホはスマホとして使うだけでなく、Wi-Fiルーターにしたり専用機にしたりと、さまざまに利用可能です。

ご紹介した注意点を参考に、納得のいく端末を見つけ、快適にご利用ください。

 

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