【速報】アップル、最新チップ「M5」採用の新製品を一挙発表!

【速報】アップル、最新チップ「M5」採用の新製品を一挙発表!

アップル「M5搭載MacBook Pro」を発表。iPad Pro、Vision Pro新型には細かな“進化”も

10月15日(現地時間)、アップルは同社設計の新しいチップセット「M5」を採用した複数の新製品を発表しました。日本ではいずれの製品も10月22日から発売予定で、発表直後から予約を開始しています。直販価格(税込)は以下の通りです。

  • 14インチMacBook Pro(M5)……24万8800円〜

  • 11インチiPad Pro(M5)……Wi-Fi版:16万8800円〜、Wi-Fi+Cellular版:20万4800円〜

  • 13インチiPad Pro(M5)……Wi-Fi版:21万8800円〜、Wi-Fi+Cellular版:25万4800円〜

  • Apple Vision Pro(M5)……59万9800円〜

今回の新機種群は「M5」搭載だけでなく、各シリーズで細かなアップデートも行われています。以下、シリーズごとに変更点と狙いを整理してご紹介します。


1. 新型MacBook Pro:Apple Intelligenceの本格化を見据えた強化

M5は、2024年10月29日(現地時間)に発表された「M4」から、全体的な性能向上とGPUの強化が施された最新チップセットです。GPUには各コアにNeural Acceleratorを搭載し、AI性能や3Dグラフィックの向上が見られます。

  • 性能目安:M4搭載MacBook Proと比べ、M5搭載機は最大3.5倍のAIパフォーマンス最大1.6倍高速なグラフィックス性能になるとされています。

  • メモリー/ストレージ:ユニファイドメモリーの最大容量は32GBでM4世代から不変ですが、メモリー帯域幅は120GB/s → 153GB/sへ向上しました。ストレージは512GB/1TB/2TB/4TBで、前機種の最大2TBから倍増しています。

  • 筐体/電池:本体サイズやディスプレイ仕様、最大24時間のバッテリー持続時間に変更はありません。

販売動向としては、アップル直販サイトで14インチMacBook Pro(M5)の予約開始と同時にM4版の販売が終了しました。ただし、M4 Pro版とM4 Max版の販売は継続されています。なお、M5シリーズにProやMaxといった性能強化版は現状存在しません

アップルはMacBook Proの製品ページでチップ別の想定ターゲットを次のように説明しています。

  • M5……学生、ビジネスユーザー、クリエイターを目指す人たちに、次世代のスピードとパワフルなオンデバイスAI体験を届けます。

  • M4 Pro……科学者、エンジニア、ソフトウェアデベロッパ、プロのクリエイターなど、負荷の高いプロジェクトに取り組む人たちにさらなるパワーを届けます。

  • M4 Max……3D VFXを使うアーティスト、AIデベロッパ、映画音楽の作曲家に最適です。

あわせて最新OS「macOS Tahoe」では、独自AIツール「Apple Intelligence」の強化に加え、デバイス上でAIを実行するための基盤となる「Foundation Modelフレームワーク」が外部の開発者向けに公開されています。現時点では活用シーンが限られる面もありますが、M5搭載の14インチMacBook Proは、これから本格化するオンデバイスAIを快適に動かす有力な選択肢になりそうです。

👉【速報】アップル、M5チップ搭載の「MacBook Pro」 を発表


2. iPad Pro:M5搭載に加え、無線まわりも強化

11/13インチiPad Pro(M5)は、基本的にM4 → M5へのチップ変更が主軸で、強化ポイントはMacBook Proと大枠では共通です。

  • AIパフォーマンス:iPad Pro(M4)比で最大3.5倍M1搭載機比では最大5.6倍の高速化とされています。

  • 無線チップの刷新:ワイヤレス通信を担う「N1」チップを新採用(「iPhone 17」シリーズと同じ)し、Bluetoothは5.3 → 6Wi-Fiは6E → 7と新規格に対応しました。

  • モデムの変更:Wi-Fi+Cellular版は「iPhone Air」と同じ「C1X」モデムを搭載。これによりモバイルデータ通信性能は最大50%高速化、消費電力は最大30%削減されるといいます。

  • バッテリー目安:M4版/M5版のいずれも、モバイルデータ通信ネットワークでのインターネット利用最大9時間と大差はない見込みです。

  • 外部ディスプレイ:接続時のリフレッシュレートが最大120Hzに拡大し、Adaptive Syncにも対応。対応ディスプレイとの組み合わせで低遅延環境を構築できます。

  • 高速充電60W以上を給電できるUSB-C電源アダプター使用時、35分で最大50%の充電が可能になりました。

チップだけでなくネットワーク関連のチップやモデムの刷新が影響しており、実運用の通信体験でも差が出やすいアップデートになっています。

👉【速報】Apple、M5チップを搭載したパワフルな新しいiPad Proを発表


3. Apple Vision Pro:2世代目は初の“マイナーアップデート”

Apple Vision Pro(M5)はシリーズ2世代目の位置づけで、初代機(M2搭載)は2024年2月に米国で発売されており、約20カ月ぶりの新製品になります。MacBook ProやiPad Proに比べると性能向上の幅は大きめです。

  • ディスプレイ:カスタムマイクロOLEDで、前世代と比較してピクセルを10%多くレンダリング

  • リフレッシュレート最大120Hzまで引き上げ可能。

  • バッテリー:一般使用が最大2時間 → 2.5時間、ビデオ再生が最大2.5時間 → 3時間へそれぞれ向上。

  • 体験スピード:Personaの収録や写真の空間シーンへの変換などシステム体験で最大50%高速(他社製アプリでは最大2倍高速)。

周辺装備では、頭部固定用バンドが「デュアルニットバンド」に変更された点が目立ちます。初代は「ソロニットバンド」と「デュアルループバンド」の2種同梱でしたが、Vision Pro(M5)は「デュアルニットバンド」のみ同梱となりました。デュアルニットバンドは、ソロニットバンドのリブ素材をベースに、デュアルループバンドのように後頭部と頭頂部に当たる形へ最適化した構造です。

  • バンドの単品価格:デュアルニットバンド/ソロニットバンドはいずれも1万6800円(税込)で購入可能です。初代ユーザーがデュアルニットバンドを、M5搭載機ユーザーがソロニットバンドを使うこともできます。

  • 下取り:アップルが多くの主要製品で行う**「Apple Trade In」**は、現状Vision Proは対象外です。

なお、「Vision Pro(M5)のみで使える機能や特徴」はほぼ存在しないため、研究や開発などの特別な目的がない限り、買い替え需要は限定的という見方もできそうです。


今回の発表は、M5チップを軸にMacBook Pro・iPad Pro・Vision Proがそろって強化された点が大きなトピックです。

MacBook ProはApple IntelligenceやFoundation Modelフレームワークを含むオンデバイスAI時代の到来を見据えた土台づくりが進み、iPad ProはN1チップやC1Xモデムの採用で無線体験が進化しました。

Vision Proは表示・電池・バンドの実用面を着実に底上げしつつ、製品の成熟度を高めています。発売は日本でも10月22日から、すでに予約受付中です。

 

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