「ジャンクになってしまったiPhoneを捨てるのはもったいないけど売れるのだろうか?」
「ジャンクiPhoneを買ってみたいけど不安」
大きな破損や本来の機能を果たせない端末はジャンク品と呼ばれており、通常の中古品よりもかなりお得に購入できるメリットがあります。ただし、製品として一部の機能が故障しているなど、そのままでは使えないのがジャンク品のデメリットです。
ジャンク品の中でもiPhoneは一部の人たちに需要があり、ジャンク品に興味を持つ人も増えてきています。本記事では、ジャンクiPhoneに興味がある方に向けて解説します。
【結論】
ジャンクiPhoneはそのままでは使用できません。しかし、修理やパーツ目的での購入ニーズがあります。また、一部機能が使えなくなってしまったiPhoneも買取に出すことで、思わぬ値段で売れる可能性があります。
ジャンクiPhoneの需要を知ることで、今後の買取や購入に役立てることができるでしょう。
【この記事を最後まで読むと】
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ジャンクiPhoneはなぜ売れるのかがわかる
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2025年現在のジャンクiPhoneの買取相場がわかる
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ジャンクiPhoneを購入するメリットがわかる
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ジャンクiPhoneを買取に出す際の注意点
ジャンクiPhoneの購入や買取を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
iPhoneのジャンク品とは
「ジャンク品」とは、一般的に「がらくた」「使い物にならないもの」という意味で使われます。iPhoneなどの端末の場合、画面が割れていたり、電源が入らなかったり、水没してしまったり何かしらの不具合で正常に作動しないものです。
また、動作はするものの、キズや汚れがひどい、バッテリーがひどく消耗しているなど、中古品として店頭に出せないものもジャンク品に含まれます。
通常であれば、iPhoneとしての機能をはたすことができず、役に立つ状態とは言い難いものです。しかし、一部のユーザーからは、コレクション目当てや自分で修理・再生して再販する、一部のパーツ目当てなどの購入ニーズがあり、根強い人気を誇っています。
ジャンクiPhoneはなぜ売れるのか?
ジャンクiPhoneは一部のユーザーから根強い人気があります。ジャンクiPhoneが売れる理由は以下の4つです。
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修理やパーツ取り目的の購入ニーズがあるから
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修理技術のある人が自分で修理して使用するため
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海外市場で再利用されるため
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モデルによってはコレクター需要があるから
ジャンク品iPhoneがなぜ売れるのかを解説します。
修理やパーツ取り目的の購入ニーズがあるから
ジャンクiPhoneが売れる理由として、修理業者や知識のある個人がパーツ、再利用目当てで購入するためです。iPhoneは精密機器であり、ディスプレイ、カメラ、基板、バッテリー、各種センサーなど、多くの高価な部品で構成されており、一部パーツが無事であれば、他のiPhoneの修理などに再利用されます。
純正部品は高額なため、ジャンク品から安価にパーツを取り出し、活用したい業者や個人にとって、ジャンクiPhoneは需要があります。また、ジャンク品を使用して修理の練習や分解をしたい人にもジャンクiPhoneは人気です。
壊れていても一部のパーツが使えるジャンクiPhoneには、一定のニーズがあります。
修理技術のある人が自分で修理して使用するため
専門的な知識や修理技術を持つ人にとって、ジャンクiPhoneは格安で購入できるため人気があります。特に古いモデルであれば、数千円程度で購入できる端末も存在するので、修理技術のあるコレクター層にとって、ジャンクiPhoneはお宝といえるでしょう。
また、修理技術を磨くために数台をまとめて購入する人もいるため、ジャンクiPhoneは壊れていても一定の価値があります。
海外市場で再利用されるため
日本国内では修理コストが見合わない状態のジャンクiPhoneでも、海外の場合、低コストで修理できるケースがあります。理由としては、日本よりも人件費が安く、修理にかかるコストを抑えることができるためです。また、アジアやアフリカなどの新興国では、性能面に多少の難があったとしても、安く手に入るiPhoneを求める声があります。
海外市場で再利用される流れが、使いものにならなくなったiPhoneに新たな価値を見い出し、グローバルなリサイクル・リユースの仕組みを支えています。
モデルによってはコレクター需要があるから
iPhoneの中には希少なカラーや廃止になったサイズや、ホームボタンを搭載しているモデルが存在し、それを目当てにジャンク品を購入するユーザーが一定数います。
特に廃盤になってから年数が経っている古いモデルは、中古市場でも在庫が少なく入手が困難です。しかし、ジャンク品であれば見つかる可能性があるため、注目されています。
また、使用できなくても、コレクション目的で購入する人もいますので、修理技術を持つ人に限らず、購入ニーズがあります。
ジャンクiPhoneを売る方法
手元にあるジャンクiPhoneをそのまま処分してしまうのは非常にもったいない選択です。ジャンクiPhoneの中には、値段が付くものも一定数あります。
ジャンクiPhoneを売る方法は以下の3つです。
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中古端末買取店で買取に出す
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Appleやキャリアの下取り
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フリマアプリに出す
ジャンクiPhoneは処分せずに賢く買取に出しましょう。
中古端末買取店で買取に出す
最も手軽かつ、一般的な方法として中古端末買取店に売却することが挙げられます。中古端末を扱っている買取店で査定に出せば、専門スタッフがその場で状態を確認し、買取金額を提示してくれます。
中古店で買取に出す場合、買取に出す端末と身分証明証があれば、手軽にその場で現金化できるのが大きなメリットです。しかし、中古端末店の中にはジャンク品の買取をお断りしているケースもあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
PRODIG買取ではiPhoneからiPad、Androidとさまざまな中古端末を数多く販売しています。ジャンクiPhoneの買取も行なっており、お客様の大事なiPhoneを丁寧に査定いたします。
Appleやキャリアの下取り
新しいiPhoneを購入する際に、Apple Storeや各携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)が提供している下取りプログラムを利用すれば、購入する端末代金から下取り額が割引されます。
買い替えを検討している場合、手軽に利用できる便利な方法です。しかしジャンクiPhoneの場合、下取り対象外もしくは、対象になった場合でも数百円に満たないケースがほとんどです。
現金化には不向きではあるものの「捨てるよりは再利用されて欲しい」と考えている人にとっては、便利な選択肢です。
フリマアプリに出す
メルカリやラクマ、Yahoo!オークションなどのフリマアプリを利用して、自身で販売する方法です。最大のメリットとして自分で値段を設定できるので、買取店よりも高く売れる可能性があります。
また、フリマアプリの場合、閲覧数やいいね数などを確認できるため、自分のジャンクiPhoneがどれくらい需要があるのかを確認できる点もメリットです。デメリットとして出品の手間や購入希望者とのやりとり、梱包・発送といった作業を自分で行う必要があります。
また、商品の状態を明確に記載しないと購入後のトラブルに発展するリスクがあります。ジャンク品であることを明確に記載し、どの部分が壊れているのかを正直かつ、詳細な説明が重要です。
ジャンク品のiPhoneを出品すると、予想外の質問に答えられなかったり、思わぬトラブルに発展するケースが多々あります。そのため、ある程度の知識がない人にはおすすめできません。
【2025年版】ジャンク品iPhoneの買取相場
2025年5月現在のジャンクiPhoneの買取相場は以下の通りです。以下の金額はPRODIGのジャンクiPhoneの買取相場です。
※買取金額は時期や状態によって変動します。
機種 |
ジャンク品の買取価格の目安 |
---|---|
iPhone 14 Pro Max |
36,000〜44,000円 |
iPhone 14 Pro |
29,000〜37,000円 |
iPhone 14 |
25,000〜29,000円 |
iPhone 13 Pro Max |
26,000〜31,000円 |
iPhone 13 Pro |
22,000〜27,000円 |
iPhone 13 mini |
16,000〜21,000円 |
iPhone 13 |
17,000〜20,000円 |
iPhone 12 Pro Max |
21,000〜24,000円 |
iPhone 12 Pro |
16,000〜19,000円 |
iPhone 12 mini |
9,000〜11,000円 |
iPhone 12 |
11,000〜14,000円 |
iPhone 11 Pro Max |
14,000〜17,000円 |
iPhone 11 Pro |
11,000〜14,000円 |
iPhone 11 |
9,000〜10,000円 |
iPhone X |
5,000〜6,000円 |
自分のiPhoneがいくらで売れるかをPRODIGで調べたい方はこちら
新しめのiPhoneはジャンク品でも高値がつきやすい傾向があります。
iPhoneは人気が高く、自分で修理して使いたい人や再利用を目的とした購入ニーズがあり、需要は高いと言えます。古いモデルでも数千円〜数万円の値がつくことがあるので、壊れて使えなくなったiPhoneでも捨てずに、買取に出すのがおすすめです。
ジャンクiPhoneを購入するメリット
ジャンクiPhoneは売るだけでなく、買う側にもメリットがあります。ジャンクiPhoneを購入するメリットは以下の3つです。
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中古品よりもさらに安い値段で端末が手に入る
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修理やカスタムの練習用として最適
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思わぬ掘り出しものが見つかることも
ジャンクiPhoneには安く手に入るなどのメリットがある一方、保証が適用できなかったり、そのままだと使えないデメリットには注意しましょう。
ジャンクiPhoneを購入する魅力を解説します。
中古品よりもさらに安い値段で端末が手に入る
ジャンクiPhoneは通常の中古品よりもさらに安価な値段で販売されています。そのままで使用できないことが前提ではあるものの、修理やパーツ目的などの購入であれば、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
例えば、PRODIGでは2025年5月現在「iPad Air2 Wi-Fi+Cellular(ジャンク品)」が4,980円で販売されています。一方、PRODIGで販売されている中古品である通常モデル(Wi-Fiのみ)は13,800円のため、比較するとジャンク品は大幅に安く購入できることがわかります。
▼PRODIGのジャンク品はこちら!
以下はPRODIGが販売している通常の中古iPadとジャンクiPadの販売価格例です。
機種 |
通常の中古品 |
ジャンク品 |
iPad Air2 Wi-Fi+Cellular(128GB) |
13,800円(Wi-Fiのみモデル) |
4,980円 |
iPad Pro 11インチ(64GB) |
100,000円 |
38,900円 |
iPad Air 第3世代(2019年) Wi-Fi+Cellular 256GB |
36,800円 |
9,800円 |
※2025年5月現在の販売価格
表からもわかるように、ジャンク品は中古品よりさらに安く手に入ることが多く、購入価格に近い金額で再び売れる可能性もあります。そのため、ジャンク品はリセールバリューが高くなる可能性がある点も大きな魅力といえるでしょう。
▼現在注目されているジャンク商品はこちら!
修理やカスタムの練習用として最適
iPhoneの修理技術を学んだり、iPhoneを自分用にカスタムしたりしたい人にとってジャンクiPhoneは魅力的な選択肢です。通常の中古品では分解・カスタムコストがかかりますが、ジャンク品であれば、比較的安価で手に入り、まとめ買いも容易といえるでしょう。
修理技術のスキルアップの練習として、ジャンクiPhoneは最適です。
思わぬ掘り出しものが見つかることも
ジャンク品の中には「掘り出しもの」が紛れているケースがあります。例えば、すでに廃盤になってしまい、通常の中古品での購入が困難なものや、簡単なメンテナンスだけで復活させられる端末が眠っていることもあります。
使用用途によっては気にならない症状でジャンク品となっているケースもあるので、コスパ良くiPhoneを手に入れたい場合は見逃せません。
中古店を習慣的にこまめにチェックしていると思わぬジャンクiPhoneに出会えるのも魅力といえるでしょう。
ジャンクiPhoneを買取に出す際の注意点
ジャンクiPhoneを買取に出す際にいくつか注意点があります。ジャンク品で使用できないものでもiPhoneは個人情報の固まりです。また、アクティベーションロック(iCloud)を解除しないと次の所有者が使用できないため、価値が大きく下がります。
売却前には以下の5つを押さえておきましょう。
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アクティベーションロック(iCloud)を解除しておく
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データを初期化しておく
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SIMカードは忘れずに抜いておく
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買取業者の規約・条件をしっかり把握しておく
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付属品(箱、充電器など)があれば一緒に査定に出す
ジャンクiPhoneを買取に出す前の注意点を解説します。
アクティベーションロック(iCloud)を解除しておく
ジャンクiPhoneを買取に出す場合、事前にアクティベーションロック(iCloud)を解除しておく必要があります。アクティベーションロックとは、紛失や盗難時に第三者による不正利用を防ぐためのセキュリティ機能です。
オンになったままだと、次の所有者がiPhoneを初期化して利用することができません。そのため、アクティベーションロックがかかっているiPhoneは、ほとんどの買取店で買取対象外となっています。
売却前には必ず「設定」アプリから「探す」機能をオフにし、Apple ID(iCloud)からサインアウトしておきましょう。
また、iPhoneが壊れており、画面操作が困難な場合はPCなどの別端末からiCloud.comにサインインし、デバイスを削除しましょう。
データを初期化しておく
iPhoneには、写真、連絡先、メッセージ、アプリのログイン情報など、多くの個人情報が保存されています。たとえジャンク品でも個人情報が残ったまま、第三者の手に渡るのは非常にリスクが高いです。
売却前には必ずiPhoneのデータを完全に初期化(工場出荷状態に戻す)しておくようにしておきましょう。iPhoneの操作が可能な場合は
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
の手順で初期化できます。
画面操作が難しい場合、買取店によっては、データ消去サービスを実施している場合があるので、その旨を買取に出す前に伝えましょう。
PRODIGでは買取・販売どちらの場合でも、ワンランク上の品質管理基準を設け、中古iPhoneの個人情報の徹底消去を実施しております。操作できず、個人情報を削除できないiPhoneでもPRODIGであれば、徹底した品質管理のもと、お客様の個人情報を消去させていただきます。
しかし、動作検証の際にデータ消去など行いますが、査定にお時間がかかったり買取額の大幅な減額や買取をお断りする場合がございますので、可能な限り事前のデータ消去をお願いします。また、必要なデータはあらかじめお客様ご自身にてバックアップをお取りください。
SIMカードは忘れずに抜いておく
ジャンクiPhoneを買取に出す前に、SIMカードが挿入されたままになっていないか必ず確認しましょう。SIMカードには契約者の情報が含まれており、悪用される危険性があります。
解約済みのSIMカードであっても、忘れずに端末から取り出してから売却に出しましょう。また、売却後のSIMカード回収は困難なため、事前に端末の状態を確認しましょう。
買取業者の規約・条件をしっかり把握しておく
買取業者・買取店によっては、ジャンクiPhoneの買取が不可だったり条件を設けていたりするケースがあります。また、郵送での買取査定の場合、返送にかかる金額が自己負担になる場合もあります。
買取できずに手間と労力を消費しないためにも、買取業者・買取店の規約や条件には一度目を通し、条件をしっかり把握するようにしましょう。
付属品(箱、充電器など)があれば一緒に査定に出す
iPhoneを購入した際の箱、説明書、充電器(ACアダプタ)、Lightningケーブル、イヤホンなどの付属品がある場合、一緒に査定に出すことで買取金額がアップする可能性があります。
端末が壊れていたとしても、付属品が無事であれば、再販時の付加価値が高まり、買取対象になる確率が上がります。
Apple純正の充電器やケーブルは需要が高く、プラス要素になり、箱であれば、モデルやシリアル番号を確認するための材料になるため、買取に出す前に一度探してみると良いでしょう。
使うだけでなく売ることも見据えてジャンクiPhoneを活用しよう
壊れたiPhoneは「もう使えないから価値がない」と思う人もいらっしゃいますが、実は修理やパーツ目的、海外需要など、ユーザーニーズが高いのがジャンクiPhoneの特徴です。
最近ではジャンクiPhoneを積極的に買取る買取店や購入したい業者・個人が増えており、需要は拡大傾向といえます。
また、ジャンク品は中古品よりもさらに安い値段で手に入り、売る場合は、購入価格に近い金額で売れる可能性があります。特にApple製品はジャンク市場の中でも需要が高いため、リセールバリューは非常に高いといえるでしょう。
これから「ジャンクiPhoneを買取に出したい」「ジャンクiPhoneを購入してみたい」と考えている方は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしていただければと思います。
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