「そろそろiPhone 13を買い替えたいけれど、売るのが面倒」「下取りと買取、どっちが得なの?」――そんなモヤモヤを感じている人は少なくありません。
本記事は、自分のiPhone 13を安全に手放しつつ、できるだけ高く売却したい個人ユーザー向けのガイドです。
最初に結論をまとめると、
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情報漏洩を防ぐために、初期化とサインアウトは必ず自分の目で確認する
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買取・下取り・回収・そのまま保有の4つの選択肢を理解したうえで、自分の優先順位で選ぶ
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中古スマホ専門店の店頭買取(例:PRODIG秋葉原店)や、オンラインストアを組み合わせると、
「売る→安く買う→必要ならレンタル」の流れを1つのブランドで完結できる
という流れになります。
ここから、iPhone 13の売却ステップを「安全・お得・実用」の3軸で、やさしく解説していきます。
結論:安全に手放すなら「初期化→相見積り→自分に合う窓口」の順が最短
最初に、iPhone 13を売却するときのベストな流れをざっくり掴んでしまいましょう。
いきなりお店に持ち込むのではなく、次の3ステップを意識すると失敗しにくくなります。
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データのバックアップ&初期化を済にする
連絡先・写真・LINEなどのデータをiCloudやPCにバックアップしたうえで、Apple IDからのサインアウト、「iPhoneを探す」のオフ、初期化まで済ませます。これをやっておくと、店頭で慌てたり、その場でApple IDのパスワードを入力する…といったリスクを避けられます。 -
相見積りで「自分のiPhone 13の相場」をつかむ
キャリアの下取りページ、中古スマホ専門店の買取ページを2~3社チェックし、容量・状態が近い端末の買取価格をざっくり比較します。
「このくらいが相場かな」という目安を持っておくだけで、店頭で提示された金額を見ても慌てずに判断できます。 -
自分に合った窓口(買取/下取り/回収)を選ぶ
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とにかく現金がほしい → 専門店の買取
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新しいiPhoneにすぐ乗り換える → キャリアやAppleの下取り
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壊れていて値段がつかない → メーカーや自治体の回収・リサイクル
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というように、「何を優先するか」で出口を決めるイメージです。
この3ステップを守るだけで、
「やっぱりもっと高く売れたのに…」「初期化し忘れていて焦った…」といった後悔をかなり減らせます。
情報漏洩を防ぐための初期化手順
iPhone 13売却で一番怖いのが、データが残ったまま他人の手に渡ってしまうことです。
スマホの中には、写真だけでなく、クレジットカード情報や各種ログイン情報も含まれています。ここでは、個人で必ず押さえておきたい「安全な初期化」の流れを整理します。
iCloudサインアウト/「iPhoneを探す」オフ/アクティベーションロック解除
まずは、iPhoneと自分のApple IDのつながりをきちんと切るところからです。
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「設定」アプリを開く
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いちばん上の自分の名前(Apple ID)をタップ
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「探す」→「iPhoneを探す」をタップし、スイッチをオフ
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Apple IDのパスワードを入力してオフにする
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再びApple ID画面に戻り、一番下の「サインアウト」をタップ
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指示にしたがってログアウトを済にする
ここまで済ませると、アクティベーションロックの解除にもつながり、次の持ち主が自分のApple IDなしでセットアップできるようになります。
最近は「アクティベーションロックが残っていて査定不能」というケースも多いため、この手順は必ず自分の目で確認しておきましょう。
バックアップ&すべてのコンテンツと設定の消去
Apple IDまわりが外れたら、データのバックアップと本体の初期化に進みます。
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まずはiCloud、もしくはPC(MacのFinder/WindowsのiTunes)にバックアップ
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バックアップが完了したら、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
これだけで、iPhone 13はほぼ工場出荷状態に戻ります。
初期化が終わったあとは、「こんにちは」などの初期セットアップ画面になっていることを確認しておきましょう。
よくある失敗と、その場でできる対処
個人でありがちな失敗例は次の通りです。
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Apple IDのパスワードを忘れてしまい、「iPhoneを探す」をオフにできず持ち込んでしまう
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iCloudからサインアウトしていないまま初期化し、アクティベーションロックが残る
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バックアップを取るのを忘れ、大事な写真やLINEのトーク履歴を失う
もしパスワードを忘れた場合は、Appleの「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」から再設定を試してみてください。
どうしても解除できないときは、そのままお店に持ち込まず、Appleサポートに相談してからにしましょう。アクティベーションロックが残っていると、買取不可になることも珍しくありません。
「売る」「下取り」「回収」「そのまま持つ」4つの選択肢
iPhone 13を手放すかどうか検討しているとき、実際の選択肢は次の4つに分けられます。
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買取店やフリマで「売る」
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キャリアやAppleで「下取り」に出す
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メーカーや自治体の「回収」に出す
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サブ機・予備機として「そのまま持つ」
それぞれの特徴を知ったうえで、自分の性格・目的・ライフスタイルに合うものを選びましょう。
買取:すぐ現金化したい人向け
中古スマホ専門店やチェーン店の買取カウンターに持ち込んで査定してもらう方法です。
メリットは以下の通りです。
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即日現金化できる(その場で現金、もしくは口座振込)
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状態のよいiPhone 13なら、下取りより高く買い取ってもらえることが多い
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ジャンクや画面割れでも、状態によっては値段がつく
一方、デメリットとしては、
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状態が悪いと、想像より安くなってしまう可能性がある
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お店によって査定基準が違うので、相場を知らないと損をした気持ちになりやすい
があります。
秋葉原などに行ける人であれば、スマホ専門店の店頭買取(例:PRODIG秋葉原店)でスタッフと相談しながら売ると、査定内容への納得感が高まりやすいでしょう。
PRODIG買取トップ
https://prodig-kaitori.com/
下取り:新しいiPhoneにすぐ乗り換える人向け
キャリアショップやApple Storeでは、iPhone 13を「下取り」に出して、新しいiPhoneの購入代金から直接値引きしてもらえるサービスがあります。
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メリット
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手続きが簡単で、機種変更と同時に完結する
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財布から出ていくお金が少なく見えるので、心理的な負担が軽い
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デメリット
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現金ではなく、あくまで“値引き”なので自由に使えるお金にはならない
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買取に比べて、査定額が低いケースも多い
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「どうせ新しいiPhoneに替えるし、細かいことは気にしない」というタイプなら下取りは相性が良いですが、
少しでも高く売って、次の端末代や生活費に回したい人は買取を優先的に検討するのがおすすめです。
回収:壊れていて値段がつかない場合の最終手段
画面が完全に映らない、電源が入らないなど、明らかに修理が必要な状態だと、買取価格がゼロに近くなることもあります。
そういった場合は、Appleや自治体、認定事業者の回収サービスを利用する選択肢もあります。
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資源としてリサイクルされ、環境負荷が下がる
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一部の回収ボックスは無料で利用できる
ただし、回収に出した端末は基本的に戻ってこないので、「なんとか使えるかもしれない…」という未練がある人は、先に買取や修理の可能性を検討してからにしましょう。
そのまま持つ:サブ機として活用する
iPhone 13は、2025年時点でも十分な性能を持つモデルです。
「バッテリーは少し落ちてきたけれど、まだまだ使える」という場合は、売るよりサブ機として活用した方が得なケースもあります。
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2台持ちにして、片方を仕事用・もう片方をプライベート用に分ける
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格安SIMを挿して、サブ回線として運用する
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Wi-Fi専用機として、動画・音楽・ゲーム専用機にする
このように、「売る前に、ほんとうに手放して良いか」を一度立ち止まって考えるのもおすすめです。
iPhone 13を高く売るための準備と査定ポイント
どうせ売るなら、1円でも高く売りたいもの。
ここでは、買取店やフリマでの査定額を左右するポイントを、事前準備とあわせて解説します。
外装・画面・バッテリー・ネットワーク利用制限のチェック
査定額を大きく左右するのは、以下のような項目です。
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外装の傷・へこみ・塗装はげ
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画面割れ・液晶のにじみ・タッチの不具合
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バッテリー最大容量(設定→バッテリー→バッテリーの状態)
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ネットワーク利用制限(残債が残っているかどうか)
状態の目安を、よく使われる状態ランクに当てはめるとこんなイメージです。
| ランク | 状態の目安 |
|---|---|
| Sランク | 新品未開封レベル。購入直後にほとんど使っていない |
| Aランク | ごくわずかな小傷のみで全体的にとても綺麗 |
| Bランク | ふつうに使った程度の小傷・擦り傷があるが、動作は問題なし |
| Cランク | 目立つ傷や欠け・塗装はげはあるが、基本動作はする |
同じiPhone 13でも、AランクとCランクでは買取価格が大きく変わることがあるので、
日常的にケースとフィルムで保護しておくこと自体が、売却時の“投資”になると考えるとよいでしょう。
付属品・箱・レシート、SIMフリー化の有無
意外と忘れがちなのが、箱などの付属品です。
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箱・ケーブル・説明書がそろっていると、「次の人が喜ぶセット」として評価されやすい
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家電量販店やオンラインストアのレシート(購入証明)があると、盗難品などとの区別がつきやすく安心
また、SIMフリー化されているかどうかもポイントです。
キャリアで購入したiPhone 13でも、一定期間が過ぎるとマイページなどからSIMロック解除ができるので、
売却前に済ませておくと、「いろいろな回線で使える端末」として好評になります。
事前クリーニングと、フリマ用の写真撮影のコツ
店頭買取でもフリマアプリでも、第一印象はかなり大事です。
柔らかい布で指紋やホコリを拭き取り、ケースやシールは外した状態で持ち込みましょう。
フリマアプリで売る場合は、写真の撮り方ひとつで売れ行きが変わります。
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明るい場所で、影が強く出ないように撮影する
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正面・背面・側面(4辺)・傷がある部分のアップを載せる
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「電源オン」「充電中」など、動作している様子が分かるカットも入れる
説明文には、傷の位置・バッテリー最大容量・付属品の有無などを正直に書くことで、トラブルを避けつつスムーズに売れやすくなります。
「まだ使える」iPhone 13の再活用アイデア
「査定額を見たら、思ったより安かった…」「急いで現金化したいわけじゃない」という人は、
売却をやめてiPhone 13を再活用するのも立派な選択肢です。
2台持ちで、スマホライフを分ける
2台持ちにすると、想像以上にスマホが使いやすくなります。
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メイン回線:電話・メッセージ・決済アプリなど、生活の中心
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サブ回線:SNS用、ゲーム用、動画視聴用など
SNS用アカウントをサブ機にまとめれば、通知に追われづらくなり、メイン端末のバッテリーも長持ちします。
格安SIMを追加すれば、月数百円~で「サブスマホ生活」を始めることも可能です。
家の中でのエンタメ専用機にする
Wi-Fiさえあれば、回線契約なしでもiPhone 13は立派なエンタメ端末になります。
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音楽ストリーミングをつなぎっぱなしにしてスピーカーにつなぐ
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動画視聴専用としてソファやベッド用に常設する
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電子書籍・マンガ専用端末として使う
「バッテリーが減っても困らない」「電話がかかってこないから集中できる」という意味で、
売らずに家の中で使い倒すのも悪くありません。
見守り・防犯・スマートホームのコントローラにする
固定の位置に設置してしまう、という使い方もあります。
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見守りカメラアプリを入れて、ペットや子ども部屋の様子をチェック
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スマートロック・照明・エアコンなどのリモコンアプリ専用端末にする
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玄関やリビングに置いて、家族のToDo・カレンダー表示用に使う
このように、「電話として使わないからこそできる使い道」もたくさんあります。
売却額と比べて、どちらが自分にとって価値が高いか、一度比べてみてください。
正しく処分・リサイクルする方法
どうしても売れないほど古い端末や、壊れてしまったiPhone 13を手元に残しておくのが不安な場合は、
正しい方法で処分・リサイクルすることも大切です。
自治体や家電量販店の回収ボックス
多くの自治体や家電量販店には、「小型家電回収ボックス」が設置されています。
ここに入れるだけで、金属やプラスチックがリサイクルされ、環境負荷を減らせます。
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事前に自治体のサイトで「スマホが対象か」「個人でも利用できるか」を確認
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初期化・サインアウト済にしてから投入する
特に個人の場合、処分費用が無料なケースが多いので、
「壊れて値段がつかないスマホの最終出口」として覚えておくと便利です。
Appleのリサイクルプログラム
Appleは、下取りとは別にリサイクル専用の窓口を設けています。
一部の端末は、下取り対象外でもリサイクルとして引き取ってもらえるため、
「どうせなら正規のサービスに出したい」という人には向いています。
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Apple Store店頭に持ち込む
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オンラインで手続きし、指示にしたがって郵送(※詳細はApple公式で要確認)
こちらも、初期化・サインアウトは必ず自分で済ませてからにしましょう。
ケース別:こんな人にはPRODIGがおすすめ
最後に、秋葉原エリアに行ける人や、中古スマホ・タブレットを賢く使いたい人向けに、
PRODIGのサービスの使い分け例を紹介します。
iPhone 13を店頭でしっかり査定してほしい人
「ネットの申込フォームだけだと不安」「実物を見ながら説明してほしい」という人は、
PRODIG秋葉原店の店頭買取がおすすめです。
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専門スタッフが端末の状態をチェックし、その場で査定額を提示
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バッテリーや傷など、どこが評価されているかを知りながら売れる
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ジャンク・訳あり品でも、相談しながら買取可否を判断してもらえる
PRODIG買取トップ
https://prodig-kaitori.com/
店舗情報(アクセス・営業情報など)
https://prodig-kaitori.com/shop
売却後、中古iPhone 13や他シリーズを安く買いたい人
「iPhone 13を売ったお金で、別の中古iPhoneに乗り換えたい」
そんなときは、PRODIGオンラインストアで状態ランク付きの商品を比較できます。
PRODIGの中古iPhone 13シリーズ一覧はこちら
https://prodig-shop.com/collections/iphone-13series
世代にこだわらず幅広く見たい場合はこちら。
PRODIGの中古iPhone一覧はこちら
https://prodig-shop.com/collections/iphone
予算を抑えたい人は、セールや訳あり品をチェックするのも手です。
PRODIGのセール商品一覧はこちら
https://prodig-shop.com/collections/sale
PRODIGのジャンク・訳あり品一覧はこちら
https://prodig-shop.com/collections/junk
短期間だけスマホを増やしたい人(イベント・旅行など)
「普段は1台で十分だけど、旅行やイベントの時だけ端末を増やしたい」という場合は、
PRODIGのレンタルサービスも選択肢になります。
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旅行や出張用のサブ端末
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推し活・撮影会・イベント用のカメラ兼配信用スマホ
など、期間限定の利用なら、買うより借りる方がコスパが良いこともあります。
PRODIGレンタル
https://prodig-rental.com/
FAQ:iPhone 13売却前によくある疑問
Q. 初期化はどこまでやれば「安全」ですか?
A. 個人でできる範囲では、次の3ステップができていれば安心度はかなり高くなります。
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iCloudとApple IDからサインアウト済
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「iPhoneを探す」をオフにしてアクティベーションロックを解除済
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「すべてのコンテンツと設定を消去」で工場出荷状態に戻してある
この状態であれば、第三者に渡っても、あなたの写真やLINEなどがそのまま残ることはまずありません。
どうしても不安なときは、店頭でスタッフに「初期化できているか確認してもらえますか?」と一言添えると安心です。
Q. アクティベーションロックを解除し忘れて、すでにリセットしてしまいました…
A. いったん電源を入れ、「こんにちは」画面からWi-Fiに接続し、
Apple IDとパスワードを入力できる状態であれば、そこでログインし直してロック解除をやり直せます。
それでもうまくいかない場合は、Appleのサポートページからパスワードの再設定を試してみましょう。
どうしても解除できないまま売ろうとすると、買取不可になったり、大きく減額される原因になります。
一度落ち着いて、ロック解除が済になっているか確認してからお店に持ち込みましょう。
Q. 回収と下取りって、何が違うんですか?
A. ざっくり言うと、
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下取り → 「次に買う端末の値引き」として使う仕組み
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回収 → 「資源として処分する」仕組み
です。
iPhone 13のようにまだ価値がある端末は、まず買取か下取りを検討し、
どうしても再利用できないほど壊れている場合だけ、回収に回すのが一般的です。
Q. 再活用するなら、どんな使い方がいいですか?
A. 個人向けの人気の使い道は次の3つです。
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2台持ち用のサブスマホ(格安SIM+SNS・趣味用)
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家の中での動画・音楽・ゲーム専用機
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見守りカメラ・スマートホームリモコン用の固定端末
「今すぐお金に変えたいわけじゃないけれど、引き出しに眠らせておくのはもったいない」という人は、
まずはこの3つのどれかで試してみると良いでしょう。
画像候補:質問アイコン(?)とスマホのイラストを組み合わせたFAQ風のイメージ
最後に
iPhone 13を売却するかどうか迷っているときに大事なのは、
「安全に手放せること」と「自分にとっていちばん得な選択肢を知っておくこと」です。
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初期化とサインアウトで情報漏洩リスクを減らす
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買取・下取り・回収・再活用という4つの選択肢を理解する
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専門店(PRODIG)やオンラインストア、レンタルを上手に組み合わせて、
自分のライフスタイルに合ったスマホの持ち方をデザインする
この流れさえ押さえておけば、「なんとなく下取りに出してしまった…」と後悔することは少なくなるはずです。
あなたのiPhone 13が、次の持ち主のもとでも、自分の暮らしの中でも、もう一度価値を発揮できる選択をしてみてください。