【最新版】タブレット端末の出荷台数を比較|日本市場の実態と、法人の選び方ガイド

【最新版】タブレット端末の出荷台数を比較|日本市場の実態と、法人の選び方ガイド

日本のタブレットデバイス市場は「タブレット=iPad強し」「PC=Windows勢の法人需要で拡大」「コンシューマーではMacも存在感」という三極構造がはっきりしています。

本記事では、2024年の国内“暦年”実績を中心に出荷台数・シェアを比較し、法人・個人での選び方中古で賢く買うコツまでまとめて解説。最後に用途別のおすすめPRODIGの各種窓口も案内します。最新データを押さえて、ムダのない一台選びに役立ててください。


2024年の日本市場“全体像”をまず把握しよう(PC/タブレットの両輪)

2024年の日本市場は、PCとタブレットの両輪で回復基調でした。PCはWindows 10サポート終了(2025/10/14)に向けた法人の更新需要で伸び、タブレットはGIGA端末の入替前夜と家庭内ニーズで底堅さが戻りました。

  • 国内PC出荷台数(暦年2024)1,239.4万台(前年比+13.1%)。メーカー別上位はNECレノボ(292.7万台・23.6%)日本HP(16.9%)Dell(14.6%)など。平均単価は11.88万円で上昇トレンドが続いています。

  • 国内タブレット出荷台数(暦年2024)635.0万台(前年比+12.3%)。iPadが327.7万台・51.6%5年連続トップ、Microsoft(Surface)が3位。Wi-Fiモデルの構成比が高まり、セルラーモデルは縮小しました。

こうした“土台”を頭に入れておくと、iPad・Surface・Macの立ち位置がクリアになります。PCは法人主導の大きな波、タブレットは家庭・文教を中心に山が来る——この波の違いが、“どれを選ぶべきか”に直結します。

 


iPad vs Surface:出荷規模とシェアの“差”はどこから来る?

数字で比較(暦年2024の事実)

  • iPad(Apple)327.7万台/シェア51.6%(国内タブレット合計635.0万台)。15年連続1位

  • Surface(Microsoft)約53.8万台(メーカー別3位)。2位はNECレノボ4位はAmazon(Fire)

この差は数字上も明快で、iPadは“国内タブレットの過半を押さえる独壇場”。Surfaceはキーボード運用やWindowsアプリ互換の強みで“PC代替の2in1”として評価されますが、総量ではiPadの定番性が圧倒します。家庭内のコンテンツ消費や学習アプリの豊富さ、アクセサリーの裾野、リセールの強さが長期的な支持の背景です。

回線・サイズのトレンドが示す“使われ方”

2024年はWi-Fiタブレットが84%(533.2万台)まで伸長し、セルラーは16%(101.8万台)に縮小。9インチ以上の大型比率は91.8%に達しました。家・職場・学校のWi-Fiで使う実態が数字にも現れており、“外で単体通信”ニーズは相対的に小さくなっています。

要するに:エンタメ・学習・日常用途はiPadが鉄板。キーボード常用+Windows要件があるならSurfaceの真価が出やすい、という棲み分けです。

 


Mac(ノート/デスクトップ)の国内での“立ち位置”——PC市場×コンシューマーでの存在感

Macは“タブレット”ではなく“PC”カテゴリ。だからこそ、PC市場の波(法人更新)個人市場の好みの両方を見るのが大切です。

  • 国内PC市場(暦年2024)は1,239.4万台。Windows 10 EoLを控えた法人更新特需で回復。ベンダートップはNECレノボ。

  • 個人市場(2024年度)に限ると、Appleはシェア16.8%で2位(1位NECレノボ20.9%、3位富士通16.0%)。個人ユースでのMacの強さがはっきり見えます。

つまり、日本でMacを評価する際は、“法人を主因とするPC全体の波”に飲み込まず、個人市場での支持が底堅い点に注目を。クリエイティブ用途やiPhone連携、静音/省電力など、体験価値への期待が選好を支えています。グローバルでは2024年にかけてMacの出荷が回復し、四半期ベースでAppleが伸び率トップとなった局面もあり、製品サイクルの当たり年は一気に存在感を増します。


法人と個人で“最適解”は変わる:どれを選ぶべき?

法人需要の実数感を先に押さえます。2024年度の国内PCは法人1,002.1万台(GIGA除く通常法人は911.3万台)まで膨らみ、個人351.8万台を大きく上回りました。日本のPC市場は法人主導で動いているのが実態です。

一方、タブレットWi-Fi比率84%9インチ以上91.8%のトレンド。文教・オフィスの屋内Wi-Fi利用が主流化し、セルラー必須のユースは減少。iPadが圧倒的支持を得る土壌はここにもあります。

ざっくり指針

  • 法人(Windows前提の業務資産が多い)

    • 基本軸はWindowsノート。Office/社内システム・周辺機器の互換、端末管理を優先。

    • SurfacePC兼タブレットのハイブリッド運用や外出プレゼンが多い部門にハマる。

  • 個人(汎用・学習・趣味)

    • iPadコンテンツ消費・学習・ペン入力で満足度が高い。

    • MaciPhone連携・静音・長寿命感で“買ってよかった体験”を作りやすい。

 


主要データのまとめ(暦年2024・日本)

下表は読者がサッと参照できるよう、“暦年2024”の国内出荷データを中心に要点を整理したものです。本文の説明とあわせてご覧ください。

区分 指標 出荷台数/シェア 補足
タブレット総計 台数 635.0万台 4年ぶり増加。
回線別 Wi-Fi 84%(533.2万台)/セルラー 16%(101.8万台) Wi-Fi比率が過去最高。
iPad 台数/シェア 327.7万台/51.6% 15年連続1位。
Surface(MS) 台数 約53.8万台 メーカー別3位。
PC総計 台数 1,239.4万台 法人更新で回復。
PC(個人市場・FY2024) ベンダーシェア NECレノボ20.9%/Apple16.8%/富士通16.0% 個人でのMac存在感。

※タブレット・PCともに“暦年”と“年度”の数値が混在するため、表中に注記。本文では文脈ごとに明記しています。

 


中古で賢く:価格・TCO・リセールの実際

iPadは中古でも玉数・アクセサリー・アプリ資産の豊富さで失敗しにくく、リセール(売却)も安定Mac筐体品質・静音・持ちの良さで“長く使っても満足度が落ちにくい”のが利点。Surfaceは世代ごとにCPU/メモリの最小構成に差があるため、“メモリ8GB以上・SSD 256GB以上”をひとつの下限に。

出費の最小化は“買値−売値( or 残価)”で見るのが本質です。iPad/ Macは型落ちのタイミングを押さえると、初期費用を抑えつつ将来の売却も有利になりやすい。Windows機は企業の更新波と重なる年度は相場が読みにくくなるため、相場観のある店舗で選ぶのが安心です。


用途別おすすめ(簡易チャート):迷ったらここから

学習・家族共用・サブ機

  • iPadシリーズ:画面サイズ・価格の選択肢が広く、学習アプリや家族シェアがしやすい。Apple Pencilのメモ体験は代替が難しい。
    PRODIGの中古iPadシリーズ一覧はこちら
    https://prodig-shop.com/collections/ipadseries

仕事のモバイルワーク(Office中心/社内資産がWindows)

  • Surface(2in1) or Windowsノートキーボード一体運用+Windows互換で迷いが少ない。プレゼンや外出も多い部門にハマる。

クリエイティブ・集中作業・静音重視

  • Macノート静音・省電力・Retina表示の気持ちよさは長時間作業で効く。iPhone連携のAirDrop/通話/メモ同期も合理的。

大画面での資料閲覧・分割表示・軽い編集

高リフレッシュレート・本格ペン描画


法人担当者向け:調達・運用の現実解(B2B/レンタル/在庫調整)

短期で台数を揃える、まずは試験導入したい、決裁までの間はレンタルで繋ぐ——現場のリアルに合わせて手を打てると、全体最適がしやすくなります。

  • B2Bご相談窓口:要件定義・在庫確保・キッティング・保証設計までワンストップで相談可能。
    法人向け窓口(PRODIG)
    https://prodig-shop.com/pages/b2b-reception

  • レンタル:イベント・研修・短期プロジェクトに柔軟対応。まずはパイロットで“ハマり”を確認。
    レンタル(PRODIG)
    https://prodig-rental.com/

  • 売却(入替時):在庫整理や世代交代時のキャッシュ創出に。店頭買取のみ対応(郵送買取・オンライン査定は現状未対応)。
    買取(PRODIG)
    https://prodig-kaitori.com/


失敗を防ぐ“中古チェックリスト”:状態ランクと見るべきポイント

中古購入はチェックポイントを押さえれば失敗しにくい買い方です。以下を最低限チェックしましょう。

  • 状態ランク

    • Sランク:新品未開封品。

    • Aランク:非常に良い状態。ごくわずかな傷や使用感。全体的に綺麗。

    • Bランク:一般的な使用に伴う傷や小さな打痕。動作に問題なし。

    • Cランク:目立つ傷や塗装剝がれがあるが機能に影響なし。

  • バッテリー:充放電回数/劣化度(iPad/Macは充電回数最大容量)。

  • ストレージSSD劣化や容量不足は運用コスト増に直結。

  • 付属品:AC・ケーブル・ペン・キーボードなど実運用で必要な周辺

  • 保証:初期不良対応の期間・範囲。業務利用は延長保証も要検討。

ランク表記は“外観目安”。同じAでもバッテリーや付属品で価値は違うため、説明文と検品項目を合わせて確認を。

画像候補:状態ランクの視覚カード(S/A/B/Cの違いを簡潔なイラストで)


よくある質問(FAQ)

Q1:iPadとSurface、2in1として“キーボード前提”ならどちらが得?

AWindowsアプリ互換・社内資産を優先するならSurfaceが合理的。Office中心の実務VPN/周辺機器の互換で迷いが少ない。一方でPencil前提の手書き・学習・家用iPadの快適さが勝ちやすい。回線はWi-Fi主体で問題ないケースが多く、外出時はテザリングで十分です。

Q2:MacとWindows、個人でどちらがリセールに有利?

A:相場はタイミング次第ですが、Macは筐体品質と需要の安定残価が読みやすい傾向。iPadも同様に強い。Windows機は構成・モデル差が大きく、メモリ/SSD容量が残価に直結しやすいのが特徴です。

Q3:法人でタブレットを大量導入。セルラーは必要?

AWi-Fi構成が84%まで高まっており、屋内Wi-Fi+一部テザリングで十分なケースが大半。MDM/ゼロタッチなど運用設計を優先し、セルラーは限定ユースに絞るのがコスト効率的です。

Q4:2025年は何が起きる?買い時は?

APCは法人更新のピーク(Windows 10 EoL)とGIGA端末更新が重なり、供給/価格の波が出やすい年。個人はモデル末期の型落ち&セールを押さえるのが鉄板。Macは新チップの年にグッと魅力が増すため、製品サイクルと手持ちの不満を天秤に。

 

データの読み方と注意(“暦年”と“年度”)

  • 本文では“暦年2024(1–12月)”PC・タブレット総数と、“2024年度(4–翌3月)”の個人/法人内訳など複数の切り口を使っています。日本の調査は暦年と年度の発表が併存するため、適宜明記しました。

  • 出荷台数・シェアはMM総研などの公開数値に基づき、タブレット:iPad 327.7万台(51.6%)Surfaceは約53.8万台PC総計1,239.4万台、個人市場でのAppleシェア16.8%(FY2024)などを参照しています。

 


最後に

要点はシンプルです。

  • タブレットはiPadの独壇場。家庭・学習・サブ機なら“まずiPad”で間違いが少ない。

  • Surfaceは“PC×タブレット”ハイブリッドでWindows要件に強い

  • Macは個人市場で根強い支持。iPhone連携や静音・省電力の体験価値で選ぶと後悔しにくい。

買う前に、予算×用途×残価を一度テーブルに書き出してみてください。迷ったら、在庫・保証・相場観のある専門店に相談するのが最短ルートです。

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